甲斐こまベリーファームは、山梨県北杜市で美味しいブルーベリーを栽培し、通販でお届けしている農家です。山々と清流に囲まれた北杜市から、ブルーベリー栽培のこだわりや奮闘の日々をお届けします。

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果樹の一生/器官、役割など

【果樹の一生】

〇ことわざ「桃栗3年柿8年」の、実が成るまでの年数は概ね正しいが、ことわざの真意は「世の中忍耐が必要」とのこと。ブルーベリーは、実が成るまで3年~5年というところか。

※「桃栗三年柿八年、梅は酸い酸い十三年、梨はゆるゆる十五年、柚子の大馬鹿十八年、みかんのマヌケは二十年」という、少し悪意に満ちたような続きがあるようですが、こんなにかかりません。

〇果樹の一生は、幼木⇒若木⇒成木(盛果)⇒老木期間に分けられる。若木期から実は成るが、量や品質が安定するのは成木(盛果)期。

〇果樹の成長は、枝や葉っぱが成長する「栄養成長」と、花や果実が成長する「生殖成長」に分けられる。両方のバランスが大事。茎や枝を太くするためには、窒素肥料を多く使う、着果を少なく、枝を多く切るなどが必要。逆に着果を多くし、枝をあまり切らないと茎や枝が成長しない。

〇ブルーベリー、桃などの落葉果樹は、秋ぐらいから自発的に休眠し落葉する。目を覚ますには、一定期間低温にさらされる必要がある。目を覚ますと、蓄えてあった栄養分を使い成長を開始する。例えば、北部ハイブッシュ系ブルーベリーの低温(気温7.2度以下)要求時間は800時間~1,200時間と言われる。

【器官,役割など】

〇果実が結実するためには、めしべの柱頭に受粉が必要。ももやぶどうは、同じ品種間でも受精(自家和合性)するが、りんごや梨は異なる品種が必要(自家不和合性)。ラビットアイ系ブルーベリーは、受精のため、異なる品種を用意する必要あり。

〇種無しぶどうは、ジベレリンという植物ホルモンを使い、受精なしで結実させる。温州みかん、いちじく、バナナなどは、ジベレリンに相当する植物ホルモンを、自ら生産し、受精しなくても結実する(単為結果)。

〇みかん、柿、ブドウなどは、樹になっている時だけ成熟する。リンゴ、キウイ、洋ナシは収穫後も成熟する(追熟)。ブルーベリーは追熟しないので、樹上で完熟させる必要あり。

〇葉は、水と二酸化炭素を使い、栄養分を作り、酸素を放出する光合成をしている。一方で、酸素を吸い、二酸化炭素を放出する呼吸もしている。

〇枝には、後に葉っぱや枝になる葉芽と、花になる花芽がある。花芽には、花にしか出てこない「純正花芽」と花と葉っぱや枝が出る「混合花芽」がある。モモやブルーベリーなどは「純正花芽」で、前年の枝に実がなる。リンゴ、ぶどう、柿などは「混合花芽」、その年に伸びた枝(新梢)に実がなる。これを結果習性といい、これを把握することは、果樹剪定の基本中の基本。

〇根の成長と樹の成長は相関関係があり、根の成長を意図的に抑えて、樹を小さく保つ栽培方法(わい化栽培、根域制限栽培)もある。当園のブルーベリー栽培は、ポットにより根域を制限し、果実を収穫しやすいように、樹があまり大きくならないようにしている。

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